ロスト・イン・トランスレーション LOST IN TRANSLATION (2003年:アメリカ,日本)
監督:ソフィア・コッポラ
脚本:ソフィア・コッポラ
撮影:ランス・アコード
編集:サラ・フラッグ
音楽:ブライアン・レイツェル、ケヴィン・シールズ
キャスト:スカーレット・ヨハンソン、ビル・マーレイ、ジョヴァンニ・リビシ、アンナ・ファリス、藤井隆、ダイアモンド☆ユカイ、林文浩、竹下明子、HIROMIX、藤原ヒロシ、桃生亜希子
眠れない夜に見たくなる映画がまた一つ増えて嬉しい。
何もかもが丁度よくて、心地よい気持ちでいっぱいになれた。
その時々の恋愛をしている時期のことを思い出したりした。
スキンシップの距離がなんとも絶妙で、視線の絡まり合いとか、そんなところでお酒に酔うように映画を見た。
一番好きなシーンは、スカーレット・ヨハンソンがビル・マーレイの太ももに素足の指先だけで触れていたら、ビル・マーレイが手でそれを包むところ。こういう細かい演出は女性特有の感性だよなと思った。
マシュー南(藤井隆)とHIROMIXにちょっと笑った。二人とも懐かしい顔していた。
まだ私が馴染んでいた頃の渋谷だった。
最後に、それまでビルディングのネオンばかり写していたカメラがそれより上の空を写し出す。それがなんとも開放感があって、マーレイとヨハンソンの二人の関係も解放されたんだなと思った。なんとも気持ち良かった。
本当にいい作品。こんな作品がまだブルーレイ化されてないのはおかしい。
追記:日本のウィスキーのCM撮影でつけたマスカラを取らずにホテルのバーに現れるビル・マーレイがセクシー。
追記2:サントラが素敵。
まずは、映画のテーマ音楽になった歌でどんな雰囲気なのか見て頂きましょう。
The Jesus And Mary Chain - Just Like Honey (Lost in Translation OST) www.youtube.com
次に作中に使われていない歌のMAD作品ですが、私の好きなシーン、スカーレットがビルの太ももに足の指だけくっつけているところにビルがそっと手で包むところをよく編集しているものです。
The Morning After Girls - Still Falling (Lost In Translation)
次は、映画を見終えてからあれ?と疑問になると思うので、そこのネタバレです。(ネタバレはブログでやってますがw)見終えたら、またいらして見て下さい。ビル・マーレイはスカーレット・ヨハンソンに何を囁いたのか。